『子供の成長に欠かせない玄米胚芽入りふりかけ』+『元気のでる塩』
米の栄養分が集中した胚芽が入ったふりかけ『元気のでるふりかけ』

東糧産業株式会社
東京都葛飾区。昭和11年、米油、脱脂ぬかの製造、販売を目的に米殻商、精製業者らで設立される。関東圏で業界で全7社。現在、同社が集荷する米ぬかの量は毎月7トン。昭和50年代より、米ぬか、胚芽を使った健康食品の製造を始める。現在、胚芽入りのふりかけを製造しているのは、同社含めて2社のみ。健康志向、食品の安全性への感心の高まりを背景に、売上げを伸ばしている。

 玄米を精米する事で、ほとんど削られてしまう栄養分が集中している胚芽。この貴重な胚芽80%にごま、のり、クロレラエキス、かつお節などの厳選した材料20%を加えて、じっくり培煎した健康ふりかけが東糧産業の『玄源』です。
 同社の歴史は古く、設立は昭和11年。もともとは米油と脱脂ぬかの製造と販売を目的に、お米屋さんが集まって作った会社です。「当時、米ぬかには肥料か飼料しか、使い道がありませんでした。田舎へ行けば畑の肥料やニワトリのエサでした。一般家庭でも、せいぜいぬかみそに使うぐらい。しかし、米ぬかには栄養分が豊富な上に油が25%も含まれており、これはもったいない、これを利用して事業が起こせないないかと。そこで、食用油を作ろうと、都内のお米屋さんや精米業者たちが集まってきたのがうちの会社です」(専務取締役・石川安一さん)
「米油」と聞いても、ピンと来ないかもしれません。それもそのはず。米油は大豆、菜種、コーンなどのさまざまな食品油の中で、全体の消費量のわずかな割合を占めているに過ぎません。それというのも、米油は米ぬかを搾ってつくるので、日本人の米の消費量でおのずと生産量が決まってしまうのです。現在、日本人の米消費量は年間1000万トンといわれていますが、そのうち精油メーカーへ入荷されるぬかの量が60万トンで、油が取れるのはその20%、12万トン。それが精製すると3割減り、約7万トンになります。これは食用油全体の消費量の4、5%程度で、大半が製菓会社の業務用になり、一般向けにはわずかに健康食品店、自然食品店で売られているだけです。

「米へんに白と書いて粕、白米です。米へんに健康の康で糠です。昔の人はうまいことを言いました。ぬかと胚芽にはビタミンC以外の栄養素がみんな備わっているんですね。また、コレステロールの沈着を防ぐ作用を持つ不ケン化物という物質が含まれていて、血管、細胞の老化防止、若返りに関係しているといわれて、高血圧の薬にもなっています。それから、普通、油は胃がもたれるものとみんな思っていますが、米油は軽くて消化がよくて、全然、胸焼けしないんです。油酔いがないんですね。だから製菓会社ではポテトチップとかかりん糖に使うんです。うちの社員もみんな米油党です。私もこの会社に入って35年になりますが、ひとりも脳溢血、脳硬塞、心筋梗塞がいないんですよ、これは、自慢できます。」日本では大豆、コーンについては95%から97%が輸入ものとあって、遺伝子組み換え食品の問題がクローズアップされている今、国産100%の米油は引き合いが多く、現状は品不足とか。「学校給食も去年あたりから米油に切り替える動きが始まっています。生協でも扱い始めました。ただ米の消費量は決まっているから品不足になってしまうんですね。私は人に健康食品て何だろうと聞かれると、米だと答えるんです。米にまさる健康食品はないと。われわれの先祖は、それで生きてきたんですから」しかし、需要があるからといって、簡単に他業種が参入して来られたいのがこの業界の難しさ。というもの、油によって米ぬかが酸化するため。精油メーカーでは。その日に集荷した米ぬかはその日に油を抽出してしまいます。でないと。どんどん酸化が進んで食べられなくなってしますのです。こうして、米油製造に携わってきた同社が、米ぬか中に含まれる胚芽を分離し健康食品、自然食品として加工を始めたのが、昭和50年代半ばでした。「米ぬかには約25%の胚芽が入ったまま油を搾ったのではもったいないと、ふりかけや、食べられるぬかとして食品加工を始めたわれです。だいたい米1俵60キロに対して分離可能な胚芽は120グラム。たったそれだけ。非常に貴重なものです」私達は、同社のふりかけ工場で『玄源』の製造過程を見せてもらいました。

 工場内に一歩、足を踏み入れると何とも香ばしい胚芽のいい香りに、食欲をそそられます。大きな釜では、最高温度145度で胚芽をじっくり培煎中。その後、ごま、のり、かつお節、塩などの調味料と一緒に攪拌してできあがりです。石川さんは、ふりかけの塩は健康と味というふたつの意味でかかせないものだと考えています。「塩は健康維持にものすごく大切ですよ。それと、しょっぱいんだけど味にまるみがつくんですね。味に非常に影響を与えます。」『元気のでるふりかけ』を作るにあたり、通常、『玄源』では、塩4%を使うところ、『元気のでるふりかけ』では『元気のでる塩』3%の場合と5%の場合を試してみました。その結果、それぞれの素材、調味料がそれだけで、おいしく個性を発揮するふりかけでは、他の調味料とのハーモニーから5%を選びました。できたてのふりかけをアツアツのご飯でいただくと、他におかずはいらないおいしいさです。小袋パックは脱酸素材を充填していますから、酸化を防ぎ子どもにも安心です。食べる直前に封を切って召し上がれ。